Meadow使い方まとめ(簡易版)
EmacsのWin版のMeadowの使い方まとめです。Emacsは並みのエディタとは使い勝手どころか使う目的すら違うので、戸惑った挙句面倒だからヤメ!となること請け合いなツールです。ですが、何事もチャレンジです。すぐに記憶喪失になる駄目駄目な私のために、インストールと使い出すまでの流れを記録して、今後の役立ててみたいと思います。
■インストール
さっそく職務放棄ですが、インストールは下記参照です(笑
http://kawacho.don.am/win/meadow/setup/index.html
(ありがとうございます)
なお、インストールをフツーに行った後、日本語設定ファイルのサンプル「dot.emacs.ja」を「.emacs」に名前を変えてあげて正式な設定ファイルにしてあげる必要があります。それをしないと、日本語フォントが使えないため、日本語を入力しても何も見えません。
■なぜ使うのか?
さて、実際に使ってみる前になぜ、使うのか、を確認してみます。
自分が使うきっかけになっているのは、多くの著名なプログラマーが必須なツールのひとつとして、Emacsの名前を挙げていたから、というミーハー(にしてはずいぶんマニアック)な理由ですが、とりあえずまねしてみようと思っただけなので、なぜ彼らがEmacsを使うのかを知りませんでした。
それを知るには下記のサイトが参考になるかと思います。
Meadow/Emacs memo: Meadow と Unix の思想・考え方例えば grep と組み合わせることで,あるディレクトリにあるファイルすべてを高速に検索し,その結果を Meadow で表示して,適切なファイルを即座に開くことができるのです.
Unix で使われているコマンドとの連携
それが, Meadow の機能をさらに拡張させるのです.
とのこと。正直、自分はUnixコマンドはまだ使いこなせていないので活用できるかどうか不安なのですが、恐れていては始まらない。むしろUnixコマンドを怖い怖いサーバー環境下ではなく、安心できるWin環境下で試して覚えられるという、ポジティブシンキングな考え方でいってみます。
■まず何しよう
インストールが終わって使い始められる状況になったはいいものの、テストを使うにも本格導入はまだきついので、いいサンプルないかな、と思ってみると、Meadowにはなんと練習用のチュートリアルが付いているそうです。(起動の仕方は「Help > Emacs Tutorial」)
また、チュートリアルにない機能を知るにはこちらが参考になります
Meadow/Emacs memo: Meadow の基礎知識
チュートリアルの中や上記サイト内では実にたくさんの機能の説明がありますが、とりあえず人間の頭はたくさん一気に覚えられるようにはできていないと思います。なので、必ず使いこなすべし、と思ったキーを下記にピックアップしてみます。
※MはAltキーのこと。CはCtrlキーのこと。
C-v 次の画面に進む
M-v 前の画面に戻るC-l カーソル位置が画面の中央にくるようにする
M- 一単語次に進む
M-b 一単語前に戻るC-a 行頭に移動
C-e 行末に移動M-a 文頭に移動
M-e 文末に移動M-> ファイルの先頭へ移動
M-> ファイルの終端へ移動C-g 強制終了
C-k カーソル位置から行末までを消去(kill)
M-k カーソル位置から文末までを消去(kill)C-@orC-SPC カット&コピー開始位置指定
C-w カット終了位置指定
M-w コピー終了位置指定
C-y 貼り付け
M-y 前回コピー内容で貼り付けC-x u or C-_ or C-/ 取り消し
C-x C-s ファイルをセーブするC-s 文字列検索
C-x 3 ウィンドウを左右に分割
C-x C-o 別ウィンドウに移動C-x C-c Emacs終了
これ以上は覚えられません。。。限界。
それと注意したいのは、Emacsでの操作はマウスを一切使わないことを前提としている点です。そもそもGUIではなくCUIベースで作られているので当たり前ですが。普段何気にマウスを使っていることを考えると、結構な違いかと思いますが、キーボードだけで操作できるとなればかなりの速度アップが図れるのでしょう。慣れるまでが大変そうですが。。。
とりあえず、最初に知るべき内容はこんなところでしょうか。
後は使い慣れてきたら徐々に調べていきたいと思います。
文中にたびたび出てきていますが、勉強にはこちらが最適。
Meadow/Emacs memo:
ありがとうございます♪