nihimotoの日記

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iPhoneのビジネスモデル

Business Media 誠:神尾寿の時事日想・特別編:黒船どころではない、津波だ――iPhone、驚異のビジネスモデル (1/2)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0806/13/news046.html

>  AppleiPhone 3Gの投入にあたり、iPhone上で実用系からゲームなどエンタテイメント系まで様々なアプリを供給・流通させるプラットホーム「App Store」を構築。ここでの手数料として販売価格の30%を得るというビジネスモデルを構築した。
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>  さらに従来どおり音楽や映像コンテンツを流通させる「iTunes Store」のスキームもあり、こちらでもAppleは販売手数料を手にすることができる。iPhone 3Gは、どう控えめに見積もっても世界的なメガヒット商品になるのは確実であり、その上に広がるコンテンツ流通のプラットホームから、Appleは継続的に収益を上げ続けられるのだ。

もはや、これって電話のビジネスモデルではないのでは・・・?
電話にこのビジネスモデルを持ち込んだという点では目新しい話にはなっていますが、目新しい以上の衝撃をもたらすとは思えないのですが・・・。このビジネスモデルは、Appleほどの高いブランド力があってはじめて成り立つもので、Appleという看板を取外してみれば1社にコンテンツの流通のハブを握られる、いってみればMicrosoftがwindowsとOfficeで取った戦略とそう大差ないように思います。だから他社がまねできるような戦略ではないので、ビジネス的にも衝撃ではありますが衝撃なだけで革新をもたらしたりはしなさそうに思います。

消費者的にも、電話機としては斬新で魅力的な端末ではありますが同時に色々とデメリットが発生するので、ヒットはすると思いますがiphoneでないと売れないとかそんなことにはならないでしょう。ニュアンス的にはGEEKな人たちへ新しいおもちゃができた、そんな感じに思います。