読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

nihimotoの日記

https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zhpqXW1XM-zc.kmD-c8p1GAWI

年末年始の燕岳


お正月!よろしい、ならば燕岳だ!
ということで年末年始、雪が降る中、燕岳へ登って来ました。

初日は夏と違って中房温泉まで車は到達出来ないので、宮城ゲートに車を置いて13キロの車道歩きです。なお車道にも雪はきっちり積もってます。

f:id:nihimoto:20150102161246j:plain

緩い傾斜の登り坂が延々続いて5時間ほど歩き続けます。
こういう緩い傾斜がとても苦手かつ雪道に慣れてない私はすでにグロッキー。頭の中では温泉入って帰る算段を立て始めてましたw

ということで初日の宿、燕岳登山口脇にある中房温泉に到着

f:id:nihimoto:20150102161334j:plain

この日すでに足が痛くかなりの危機感の私。
翌日は午後から天気が荒れることがわかっており、万が一私が足を引っ張って行動が遅れたら、三人遭難しないとも限らないと考えてた私は一度はここで断念、温泉でゆったり年越ししようと決断しました。

しかし、未練がましい私は、山来てチャレンジしない法は無いよね、と気を取り直して、最初のチェックポイントまで歩いてコースタイム通りに行けるようなら上まで行こう、無理そうならそこで撤退、と考え直しました。

ということで翌日、出発。

f:id:nihimoto:20150102161437j:plain

こんな白い森の中を抜けて行きます。同じ時刻に登る人が沢山いて安心します。燕山荘スタッフのマークが入ったジャケット着た人もいて、その人より先行出来てた点も安心。

最初のチェックポイントまで到達し、コースタイムより若干早いくらいのペースで歩けているので、燕山荘まで行くことを決断。
後はひたすらガリガリ登る。

が、第二第三ベンチ抜けて、合戦尾根に到達するころ、ガス欠。
合戦小屋から稜線まで直登とかおかしいだろ、ふざけんな、この急角度で登りつつ汗かくなとか無理ゲーだろ、ふざけんな、とにかくふざけんな、とか延々ぐちぐち考えながら歩き、最終的には十歩歩いたら休憩するペースにまで落ち込みます。ここら辺、余裕が一ミリも無くなって、歩けなくなったらマジで凍死するとか恐怖してたんで写真まったくありません。私は基本的にチキンなのです…

そしてなんとか尾根登り切ったら天候の悪化しかかった稜線が歓迎してくれます。強風で体感温度はマイナス30度くらいでしょうか。手袋が凍り食料が凍り鼻水も凍り、色んなものが凍りついて行きます。

f:id:nihimoto:20150102160818j:plain

でも斜面的には緩くなったので余裕が復活。後少しで山荘です。時間的にも荒れる前に到着出来そうで一安心。

ということでラストのひと登り。この天候では滑落したら多分助からないし、高山域なので息も続かないので、じんわりじんわり慎重に登って行きます。

ということで、ラスト一時間、歩きに歩いて山荘へゴール!

f:id:nihimoto:20150102162104j:plain

屋根が見えた時は思わず、「あれが天国か…」とつぶやいてしまいました。

f:id:nihimoto:20150102162235j:plain

小屋前の標識は雪に埋まってちょっと見えるだけ。

f:id:nihimoto:20150102162340j:plain

燕岳山頂はこの雪雲の向こう。見えないものは無いと同じ、つまり燕山荘が山頂ということで問題ない。登頂おめでとう、おれ!
というヘタレを放っておいてリーダーはスタスタ山頂へ向かいます。その凛々しい後ろ姿を見送り、山荘へ。

f:id:nihimoto:20150102163043j:plainf:id:nihimoto:20150102163118j:plain

これでようやく安全圏に到着。
ビールと焼肉で長い旅路を振り返りつつ、31日の夜を過ごしました。

長い日記になりましたので下りは省略。

残念なことに私たちの後に登った方から遭難者が出てしまわれたとのことで、雪山は本当に怖いというのを思い知りました。
天気も悪く結局初日の出は見れませんでした。やはり無理してもあまりいい山行になりませんね。今年はもう少し落ち着いた山行にしたいなと思います。

ではでは、みなさん今年もよろしくお願いいたします!
f:id:nihimoto:20150102164604j:plain